銀行カードローンのメリットとは？

銀行カードローンは「無担保・無保証人」でお金を借りる事のできるサービスです。

上記の一文で、「銀行でお金を借りられる訳がない」という印象が変わったのではないでしょうか。

さらに、金利が低い・少額でも借りられると聞けば、より銀行カードローンは利用しやすいと感じるはずです。

銀行と名がついているので、銀行からお金を借りると聞くと「高額融資」というイメージになりがち。

そんなイメージを払拭すべく、銀行カードローンの基礎知識を紹介していきます。

銀行カードローンのメリット〔1〕年収の1/3以上借入可

銀行カードローンと消費者金融のカードローン、どちらを利用しようか迷う方もいると思いますので、違いをお伝えします。

銀行と消費者金融の違いはまず、預金サービスがあるかどうかです。

銀行に口座を持っている人はたくさんいますが、消費者金融に口座を持っている人って聞いた事がありませんよね。

当然です、消費者金融には預金サービスがないので口座をつくる事はできません。

次に、適用される法律が違います。

銀行は銀行法、消費者金融は貸金業法が適用されています。

法律が違えば、「お金を貸す」というサービスの内容も違って当然です。

銀行法の定義として、銀行法第一章（総則）第二条「この法律において銀行とは、第四条第一項の内閣総理大臣の免許を受けて銀行業を営む者をいう」とあります。

つまり、国から「銀行法に則って銀行業を営んでくださいね」とお許しをもらう訳ですから、銀行が貸金業法を適用する事はないのです。

“法律”が銀行カードローンと消費者金融カードローンにもたらす大きな違いは、「総量規制」の有無です。

総量規制とは、消費者金融が適用する貸金業法の中にある決まりです。

総量規制がどういう決まりなのかと言うと、借主の年収1/3以上お金を貸してはいけないというものです。

つまり、借主が100万円借りたいと思ったとしても、年収の1/3が100万円に満たなければ消費者金融ではお金を借りられないという事です。

その点、銀行は貸金業法適用ではないので総量規制対象にはならず、消費者金融よりも大きな金額を借り入れられる可能性が高いという事です。

銀行カードローンのメリット〔2〕低金利

お金を借りようとする時に一番気になるのは金利の高さだという人は少なくないはずです。その金利ですが、ズバリ、銀行カードローンの金利は低いです。

金利をまとめてみました。

銀行カードローンの金利

消費者金融カードローンの金利

上記のように、消費者金融のカードローンより銀行カードローンの金利の方が良心的です。

例えば、10万円を30日間借り入れるとします。

利息の差額である279円を「たかがそのくらい」ですが、借入する金額や期間が長引くと、低金利の銀行カードローンを選択するのは大きなメリットです。

ただし、銀行カードローンの中にも高金利なものもあるので、借りようとしている銀行のHPなどで確認する事をオススメします。